今シーズンのアイコン的なアイテムの1つでもある、縮絨のボンバージャケット。
熱を加えた毛羽感のあるウールの表面と温かみのある素材感で、同加工の欠点である重さも改善した現代の技術力の高さを伺えます。
ゆったりとしたシルエットと現代的な丈感、熱処理を加えることで、ゆるさの出たリブが立体的なシルエットを構築します。


"T's Recommend”
SOE 24AWを象徴するアイコン的アイテムの”縮絨”
様々なブランドが”縮絨”という加工方法に注目し展開してる技法のひとつかと思います。
縮絨の圧倒的メリットとして複数挙げられますが一つは熱を加えてウールをウェルト化し
縮ませることで保温力の向上。そして製品自体に歪みや起毛感が生まれ、新品状態では味わえない圧倒的なこなれ感。このこなれ感が服自体の存在感を高めて、着用者の存在感も上がる服好きにはたまらない加工。
ウール系生地の縮絨のデメリットとして見た目以上に重くなってしまうのが欠点。
無理やり生地を小さく縮ませて密度を上げるので仕方ない部分でもあります。
しかしSOEはその欠点をクリアした縮絨加工使用。持ったらわかるぐらい軽く仕上がっております。さらに羽織ればその軽さをより実感。しかも軽いだけではなく、立体的なパターンと
共に生み出されるエアリー感。アームに絶妙に入ったタックも腕のシルエットにかすかな動きを作り抜群にかっこいい雰囲気を生み出してくれます。
ボンバージャケットとはあくまでディテールや全体の形を説明するために使ったにすぎず、
この素材感とシルエット、着用時によるかっこよさは全くの別ジャンルかと思います。
寒い時期は正直メインアウターとしての使用は難しいかと思います。
しかしゆったりとしたシルエットで着用感も最大級に軽く仕上がっておりますので、
カーディガン感覚でコートのインナーに忍ばせてもかっこいい。
コート室内に入ったら脱ぐじゃないですか。脱いでも格好いい装いになるだけなんで安心してください。まだ暑かったら前を開ければいいだけ。めちゃくちゃ色気も出るかと思います。
ショート丈で大人も着れるアイテムって意外と少ないので、気になった方ぜひご検討ください。数年後でも買ってよかったときっと思っていただけるアイテムです。

Item Code： 1253-41-001